診療方針

整形外科とは?

ロコモティブシンドローム(ロコモ)をご存知でしょうか?運動器の障害で転びやすい状態をあらわす言葉ですが、「運動器って何?」と思われる方も多いと思います。骨、関節、脊椎、筋肉、靱帯、神経などからなり、連携して姿勢を保ち自在に動かす役割をもつ、簡単に言うと体を動かすための全ての器官をさします。われわれ「整形外科」は、この運動器を扱う専門家です。加齢や生まれつきの運動器の障害の治療だけでなく、不慮の事故などの外傷、さらにスポーツによる障害の治療まで、幅広く取り扱う科です。日本の高齢化が進み、介護が必要な人ができるだけ少なくなるよう、整形外科は「運動器の10年」を推進しています。

専門クリニック制

京都府立医科大学附属病院 整形外科では、患者さんからの幅広いニーズに応えられるよう、多数の専門クリニックを開設しています。各関節(股、膝、足、肩、手)のクリニックに加え、脊椎脊髄外科、小児整形外科、骨軟部腫瘍、関節リウマチ、スポーツ、骨粗鬆症のクリニックがあります。受診を希望される方は、あらかじめ紹介状をご用意いただき、当院地域連携室を通じて予約していただくようお願いいたします。

専門クリニック一覧

受診される方へ

受診方法は京都府立医科大学附属病院のホームページをご覧ください。

紹介状のお願い

紹介患者さんに対しては紹介元の医療機関から地域連携室を通して予約できる制度を導入しております。
お近くの医療機関で紹介状をご用意いただきますようお願い申し上げます。

  1. 近くの病院・診療所を受診。
  2. 紹介状を書いてもらう。
  3. 近くの病院・診療所から 大学附属病院地域連携室へ予約を入れてもらう。
  4. 紹介状を持って予約された日時に大学附属病院を受診する。
初診受付時間 午前8時45分から午前11時まで
※再診(専門)外来は予約制となっております。
休診日 土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日から1月3日)

患者様へのお願い

  • 初診の患者さんは、原則として紹介状をご持参ください。
  • 多くの紹介患者さんが来院され、やむを得ず長時間お待たせする場合がございます。
  • 治療の円滑化のため、検査・治療などを関連病院で行う場合がございます。ご理解のほどお願い申し上げます。

整形外科 完全紹介制の導入について

令和6年4月1日から京都府立医大整形外科では完全紹介制を導入しました。
初診の際には、他の医療機関からの「紹介状」が必要です。
紹介状をお持ちでない場合は、緊急時をのぞき、原則として診察を受けていただけません。

整形外科では、医療機関の機能分担を推進するため、高度の医療を提供する特定機能病院として、地域の医療機関と連携して診察しております。以下の方が、整形外科を受診する際には、かかりつけ医などの医療機関に相談の上、「紹介状」をお持ちになり受診してください。可能な限り、地域連携室を通して予約の取得をお願いいたします。

対象

・初診の方
・前回の受診から6か月以上経過している方(予約や受診指示がある場合を除く)

整形外科外来のお問い合わせ

075-251-5016

※午後2時から午後4時までにお問い合わせください。