がくさい病院
病院の紹介
昭和56年に京都府医師会により京都地域医療学際研究所が設立され,その附属病院として昭和59年にがくさい病院が京都市北区に開設されました。学際的な視野で質の高い医療・リハビリテーション・介護を提供することを理念に地域医療に貢献してきました。平成25年に京都市中京区へ移転し,整形外科・スポーツ整形外科およびリハビリテーションを二つの柱に活動をしています。病床数は整形外科・スポーツ整形外科44床、リハビリテーション科46床と小規模ではありますが,整形外科医5名体制で,当院の得意とする関節外科・スポーツ整形を中心に年間1000件を超える手術を行っています。
がくさい病院公式ホームページ

整形外科の特色
人工関節置換術(膝・股関節),膝周囲骨切り術,関節鏡手術,膝靱帯再建手術を数多く手がけ,近畿圏でもトップクラスの実績があります。またリハビリテーションにも力を入れており,高齢者の変性疾患から競技スポーツの患者まで多岐にわたり,積極的にリハビリテーションを行っています。アスリートや活動性の高い患者が多く,スタッフも含めて病院全体に活気があります。膝・股関節の人工関節や骨切り術など関節外科に興味がある先生,スポーツ整形に興味がある先生,関節鏡手術に興味がある先生をぜひお待ちしています。
診療・指導体制
上島 圭一郎
役職 |
院長 |
卒年、卒業大学 |
平成5年卒 福井医科大学 |
専門領域 |
股関節外科 |
資格 |
京都府立医科大学 臨床教授
日本股関節学会 理事
日本整形外科学会 専門医・指導医
日本リハビリテーション学会 専門医
日本人工関節学会 認定医
医学博士 |
趣味、特技 |
サッカー観戦 |
菅 寛之
役職 |
副院長 |
卒年、卒業大学 |
平成15年卒 京都府立医科大学 |
専門領域 |
膝関節外科・スポーツ |
資格 |
京都府立医科大学 客員講師
日本整形外科学会 専門医・指導医
日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会 関節鏡技術認定医
日本人工関節学会 認定医
日本スポーツ協会 公認スポーツ指導者
医学博士
|
趣味、特技 |
カーオーディオ、車 |
日野 学
役職 |
整形外科部長 |
卒年、卒業大学 |
平成18年卒 金沢大学 |
専門領域 |
膝関節外科・スポーツ |
資格 |
日本整形外科学会 専門医・指導医・認定スポーツ医・認定リウマチ医
日本スポーツ協会 公認スポーツ指導者
医学博士 |
趣味、特技 |
筋トレ、サウナ |
小牧 伸太郎
役職 |
スポーツ整形外科部長 |
卒年、卒業大学 |
平成19年卒 山口大学 |
専門領域 |
膝関節外科・スポーツ |
資格 |
日本整形外科学会 専門医・認定スポーツ医・認定運動器リハビリテーション医
日本スポーツ協会 公認スポーツ指導者 |
趣味、特技 |
スノーボード、スポーツいろいろ |
週間業務スケジュール表
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AM |
PM |
月 |
外来 |
病棟 |
火 |
手術 |
水 |
外来 |
手術 |
木 |
症例検討会・外来 |
金 |
手術 |
土 |
休暇 |
日 |
休暇 |
診療・指導体制の概要
上記4名の指導体制で,一般整形外科疾患,骨折等の外傷,関節外科(関節鏡手技や人工関節置換術),スポーツ障害・傷害などの診断から手術・術後管理・リハビリまでが行えるように指導しています。若手の先生で年間約100件以上の関節鏡手術,20件以上の人工関節手術ができる豊富な症例数です.また,ハイレベルなアスリートが多く,一般の病院に比べ症例数も非常に多いため,スポーツ整形として研鑽を積むことができます。
・夏期休暇(5日間),年末年始休暇(6日間)あります。
・当直は平均月4回(平日2回,休日2回,回数は希望選択制),病棟業務中心です。
・オンコール体制はありません。
・週1回の術前・術後症例検討会があります。
・学会発表や学会出席に対しては奨励金制度,病院補助があります。
学会発表・論文作成においては十分な指導を行います。
当科の主な手術内容(特色)と件数
2020年度 年間実施手術 1322例
週3回の手術日で,人工関節手術は2~3例/日,関節鏡手術3~5例/日,その他手術を含め6~9例/日の手術を行っています。
人工関節置換術: 人工膝関節置換術 261例,人工股関節置換術 56例
関節鏡手術:568例
靱帯断裂形成術(十字靱帯) 88例
半月板縫合術:92例
半月板切除術:229例
膝周囲骨切り術:90例
骨折手術:32例
若手医師の声
林健太郎 平成30年卒
趣味:サッカー観戦、動画鑑賞
私は京都府立医大病院で2年間初期臨床研修医,1年間整形外科前期専攻医として勤務した後,2021年4月より現職に至ります。当院では若年者アスリートのスポーツ外傷から高齢者の慢性期疾患まで,様々な症例を診療させて頂いております。プロ、アマを問わず,多くのアスリートが受診されるため,スポーツリハビリテーション科の理学療法士の先生方とも密に連携を取ることが多く,競技復帰に向けたリハビリのアプローチ等も大変勉強になっています。また,外来診療,自身の執刀や助手を含め多くの症例,手術を経験させて頂いています。手術件数も多く,日中は大変忙しいですが,上級医の先生方には優しく熱心に御指導頂き,日々多くの事を学ばせて頂いており,整形外科医として充実した毎日を送っています。