当科の主な手術内容(特色)と件数
2021年の整形外科手術件数:500例超
人工膝関節置換術 69例
人工股関節置換術26例
膝周囲骨切り術26例
肩関節鏡126例(うち腱板修復術68例、脱臼38例)
膝関節鏡242例(うち前十字靭帯再建術29例)など
当院は京都駅から徒歩30分の南西に位置し、病院の上階からは東寺の五重の塔と東山が見渡せます。一般病床は207床で、基本方針は「近くにあって気軽に受診できる高度医療に対応した病院」として多くの分野で最良の医療を提供することです。地域の医療・介護施設と密に連携して急性期から、慢性期、在宅復帰まで、地域内ですべて完結できるトータルなサポートを目指しています。常勤は整形外科の他に循環器・消化器・糖尿病内科、精神科、消化器外科、脳神経外科、麻酔科の20数名の医師が在籍しています。各科が縦割りではなく、困ったことがあれば科を超えて気軽に相談できる非常に風通しの良い雰囲気で診療を行なっています。整形外科は4名の常勤医(4月から5名予定)で地域患者さんの骨折など一般整形外科は勿論のこと、若年者から高齢者に至るまで膝、肩関節を中心とした関節外科、スポーツ整形外科に力を入れています。
手術は院長が現役麻酔科医で急な手術も二つ返事で受けてくれるという恵まれた環境の中、多数の人工関節手術、膝・肩関節鏡などを中心に行なっています。また、術後は当然のこと、手術をしていない場合でも継続的に運動療法を提供することを目的として、病院リハビリテーションだけでなく、当院と関連施設のフィットネス(メディカルフィットネスSHIN-SHIN、疾病予防研究所、さいきょうクリニック)、通所リハビリテーション、老健施設との間で密な連携を取り、運動療法を行なってもらっています。スポーツ選手に対しては、当科で立ち上げた医師・コメディカルなどで構成した京都スポーツ医学・リハビリテーションチーム (K-SMART: Kyoto Sports Medicine and Rehabilitation Team)が運動器メディカルチェック、運動・コンディショニング・栄養指導、薬物講習など学校部活からプロスポーツチームまで幅広く医学的サポートを行っています。
たくさんの治療選択肢の中からオーダーメイド治療を実践することを心がけ、「よく遊び、よく学べ」をモットーに、楽しみながらレベルの高い整形外科医療を提供できるよう頑張っています。
役職 | 主任部長 |
---|---|
卒年、卒業大学 | H3年卒・京都府立医科大学 |
専門領域 | 膝関節、ロコモティブシンドローム |
資格 | 日本整形外科学会整形外科専門医、日本人工関節学会認定医、日本整形外科学会スポーツ医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、日本整形外科学会リウマチ医 |
趣味、特技 | テニス |
役職 | 関節・スポーツ整形外科部長 |
---|---|
卒年、卒業大学 | H12年卒・島根医科大学 |
専門領域 | 肩関節・肘関節・スポーツ整形外科 |
資格 | 日本整形外科学会整形外科専門医、日本整形外科学会スポーツ医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター |
趣味、特技 | バスケットボール |
役職 | 膝関節センター長 |
---|---|
卒年、卒業大学 | H13年卒・京都府立医科大学 |
専門領域 | 膝関節外科 |
資格 | 日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会スポーツ医、JOSKAS 膝関節鏡技術認定医、ワインエキスパート |
趣味、特技 | マリンスポーツ、キャンプ、バイオリン |
役職 | 医員 |
---|---|
卒年、卒業大学 | H27年卒・日本医科大学 |
専門領域 | 肩関節外科 |
資格 | 日本整形外科学会専門医 |
趣味、特技 | テニス |
症例検討会 | 九条病院外来 AM |
同仁会クリニック AM |
さいきょうクリニック AM |
九条病院外来 PM |
同仁会クリニッPM | |
---|---|---|---|---|---|---|
月 | 梶川(膝・股) | 渡邉 | 渡邉 | |||
火 | 四本(肩・スポーツ) | 渡邉(ロコモ) | 2, 4週:四本 (スポーツ) | |||
水 | (8:45-9:30) | 森田 高橋(リウマチ、股関節) |
岡(府立医大) | 毎週:楠崎(腫瘍)、 2, 4週:森田 (骨粗鬆症) |
||
木 | 本城(スポーツ) 中島 |
1,3,5週:梶川、2,4週:四本 | ||||
金 | 渡邉(膝) 梶川(膝・股) |
1, 3, 5週:大久保 | ||||
土 | 担当医 |
手術は(月)〜(土)午前・午後ともに可能
週休2日制、年間有休休暇20日以内、当直:平日2回+土日祝日の日直または当直1回/月、オンコールなし(主治医の緊急呼び出しは別)、週1回の症例検討会、主演者学会発表は交通費支給+宿泊10,000円/1学会、英文論文を2021と2022に各1編指導、働き方改革に向けて業務シフト調整中。
2021年の整形外科手術件数:500例超
人工膝関節置換術 69例
人工股関節置換術26例
膝周囲骨切り術26例
肩関節鏡126例(うち腱板修復術68例、脱臼38例)
膝関節鏡242例(うち前十字靭帯再建術29例)など
京都九条病院は200床程度で、オペ室は2部屋あります。また月曜日から土曜日まで午前午後フルに整形外科が使えるのに加えて、麻酔科は院長なので、どんな状況でも手術を快く受け入れてくれる大変恵まれた環境です。部長の渡邊先生と梶川先生は膝専門でTKA、TCVOやDFOなどの様々な骨切り手術、関節鏡手術(半月板、ACL等)の症例が豊富にあり、四本先生は肩専門で、通常の関節鏡手術、RSAに加えて筋前進術を加えたARCRや回転筋移行術などの症例も経験することができます。週一回の外来業務以外は基本的に手術室での業務がメインで、面倒見の良い手練れの先生方の、上記のような慢性疾患の助手に入り、日々技を盗みながら、外傷もメインで執刀していくという、バランスの取れた、これ以上ない病院です。
恵まれた環境で一緒に整形外科医としてスキルを磨いていきましょう。