病院の紹介
独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)京都鞍馬口医療センター
設立 昭和21年7月20日
臨床研修指定 平成9年4月1日
日本医療機能評価機構 令和2年8月27日 病院機能評価(3rdG:Ver2.0)
診療科 整形外科、リハビリテーション科や消化器内科、循環器内科などの内科、消化器外科などの外科を含め25診療科
病院の特色 京都市北部地域の中核病院として、300床 25診療科を有し、救急指定病院としても地域住民への医療提供を行っています。
独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)京都鞍馬口医療センター
設立 昭和21年7月20日
臨床研修指定 平成9年4月1日
日本医療機能評価機構 令和2年8月27日 病院機能評価(3rdG:Ver2.0)
診療科 整形外科、リハビリテーション科や消化器内科、循環器内科などの内科、消化器外科などの外科を含め25診療科
病院の特色 京都市北部地域の中核病院として、300床 25診療科を有し、救急指定病院としても地域住民への医療提供を行っています。
関節鏡を用いた手術を中心に行っており2003~2021年の関節鏡を用いた手術症例は6000例を超えています。2020年度版の週刊朝日MOOKの統計の手術件数は膝靱帯再建術185例、半月板(縫合、部分切除)189例でした。この靱帯再建術の症例数は国内で7番目の症例数です。関節鏡手術の膝靭帯形成術ではオリジナルの術式を考案し、腱移植を行う骨孔作製のための誘導具を開発し特許を申請、取得しています。手術技術の評価については日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)よる関節鏡技術認定制度があり毎年、資格審査が行われています。現在の認定資格者は全国で約110名に限られていますが、当科では2名の医師が資格認定を受け、うち1名は審査委員を務めています。国内で複数の医師が認定資格を有している施設は僅かです。さらに当科では若手の関節鏡技術の向上のために海外の手術技術トレーニング施設において屍体膝を用いた関節鏡セミナーに積極的に参加し常に技術向上を図っています。
プロスポーツチームのメディカルサポートも行っています。ボールゲームでは京都サンガ(J1)、京都ハンナリーズ(B1)、伊賀FCくノ一(なでしこ)にはそれぞれのチーム創設時からチームドクターを依頼され現在も帯同ドクターの派遣を行い、その他ワコール陸上部なども競技スポーツによる外傷・障害に対する治療全般を行っています。夏季、冬季のオリンピック出場選手の治療の機会も多く、手術後にメダルを獲得しているオリンピアンも数名おられます。
加齢に伴う変形性関節症に対しては膝関節の脛骨骨切り手術および膝関節、股関節の人工関節手術も低侵襲で術後早期からの急性期リハビリテーションを積極的に行い、ベッド上の臥床期間の短縮に取り組んでいます。また京都市北部における二次救急病院としての役割を担っています。救急疾患の多くを占める高齢者に生じやすい股関節や手関節周囲の骨折に対しては全身状態の管理も重要となります。このために整形外科だけではなく当院内科、麻酔科との連携を密にして速やかな対応が可能となるように受け入れ体制を整備しています。
スポーツ競技復帰に対するリハビリでは運動生理学に基づく身体能力を客観的に評価しフィードバックする手法を全国に先駆けて実践しています。個々の関節の筋力評価に加えて、全身的身体能力評価により術後期間における瞬発性・敏捷性能力(無酸素運動能力)の客観的な評価により早期競技復帰に加えて再受傷の予防への取り組みを行っています。
役職 | 整形外科主任部長兼スポーツ整形外科センター長 |
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卒年、卒業大学 | 昭和56年、京府医大卒 |
専門領域 | 膝関節、スポーツ医学 |
資格 | 日本整形外科学会(専門医、指導医)JOSKAS関節鏡技術認定医、日本臨床スポーツ医学会監事、日本整形外科学会認定スポーツ医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、 |
趣味、特技 | マラソン(2時間58分58秒) |
役職 | 整形外科医長 |
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卒年、卒業大学 | 平成14年、京府医大卒 |
専門領域 | 膝関節、スポーツ医学 |
資格 | 日本整形外科学会(専門医、指導医)、日本整形外科学会認定スポーツ医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、 京都ハンナリーズ(B1)、チームドクター |
趣味、特技 | バスケット |
役職 | 整形外科医長 |
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卒年、卒業大学 | 平成16年、三重大卒 |
専門領域 | 膝関節、スポーツ医学 |
資格 | 日本整形外科学会(専門医、指導医)、JOSKAS関節鏡技術認定医、日本整形外科学会認定スポーツ医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、 京都サンガチーム(J1)、伊賀FCくノ一(なでしこ)、チームドクター |
趣味、特技 | サッカー |
役職 | 整形外科医員 |
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卒年、卒業大学 | 平成24年、京府医大卒 |
専門領域 | 肩・肘関節、スポーツ 整形 |
資格 | 日本整形外科学会(専門医)肩関節学会、外傷初期診療JATECプロバイダー |
趣味、特技 | サッカー |
役職 | 整形外科医員 |
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卒年、卒業大学 | 平成30年、徳島大卒 |
趣味、特技 | バスケット |
手術日が週3日、外来日が週2日の診療体制で部長回診、症例検討会、病棟カンファレンスを週1回行っています。専攻医の先生の週間予定は下表の如くです。
月 | 8:25院長朝礼 8:35病棟処置 9:00 外来 17:30術前術後症例検討会 |
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火 | 8:15部長回診 8:35病棟処置 9:15 手術 |
水 | 8:30病棟多職種カンファレンス 8:35病棟処置 9:15手術 |
木 | 8:35病棟処置 9:00 外来 |
金 | 8:35病棟処置 9:00手術 |
●外来担当
現在、専攻医の外来は3人体制の日を設定し、1診・2診の上級医が指導できる体制で3診での診察をしてもらっています。初診症例は上級医が問診票を確認の上、専攻医の成熟に応じて症例の数や内容を調整します。
●手術と入院患者の受け持ち
手術枠は月曜から金曜日までの全時間帯の全身麻酔枠を整形外科として持っているため、手術症例に対する上級医の専門性などを考慮して、外来日でも調整し手術をおこなうことも可能です。前期専攻医の入院主治医は上級医と2人体制とし、これも成長過程に応じて、バックアップしながら1人主治医体制へ移行するようにしています。骨折症例は可能な限り担当してもらい、執刀しながら学んでもらえるように指導しています。研修期間中に関節鏡手術は主に膝関節の基本操作の技術を習得してもらっています。
●休暇と当直
夏季休暇は平日5日とし、週末と合わせて7連休がとれるようにしています。院外研修については希望に応じて業務調整し参加してもらっています。土日祝日は全外科系医師で分担し、月1回程度の日直があります。整形外科オンコールは4名で分担し、週末の病棟処置やオンコールが月2-3回で、平日夜間のオンコールは週1-2回です。
●症例検討、学会活動
各週前半に1週間分の術前・術後の症例検討を行い、さらに上級医からの教育的な症例の供覧や、各医師の相談症例の提示などを行っています。病棟カンファレンスではコメディカルも参加し、術後の患者の管理や退院の方向性などを検討できるようにしています。
スポーツ傷害に対する症例を中心に学会発表や論文指導も行っております。学会発表だけでなく、そのデータをもとに学会誌への投稿や英語論文の作成も指導しています。この英語論文による学位取得者も複数名おり、2021年度も高橋教授にご指導いただき1名が学位を取得しています。
主な手術件数 639例(2019年4月~2020年3月)
2021年
2020年
2019年
2021年
2020年
2019年